生産性を向上させる各種専用機
生産現場の自動化は、あらゆる工場にとって次世代に向けて取り組むべき重要な課題です。
自動化が目指す究極の形態は、ワーク（加工対象物）の搬送～加工～拠出までを一貫したラインとして捉えて省力効率を追求することにあります。
お客様のニーズに合った専用機を効果的に用いることで、高い工場の生産性を維持することができます。
フルオーダーメイドの各種専用機
当社が製作する各種専用機は、フルオーダーメイドです。
設計から製作・組立・調整・据付まで、すべて当社で担っています。
当社の豊富な経験と技術に基づき、お客様により最適な生産体制をご提案致します。
高周波焼鈍装置
高周波誘導加熱装置を利用してワークを焼鈍する設備です。
前工程より送られてきたワークを上下反転させ加熱後、再度上下反転させ後工程に送ります。
加熱位置は直行ロボットを使用しているため、微調整可能です。
ギヤチェッカー
対象ワークをマスターギヤと噛み合わせることにより、打痕、偏心、振れ、OBDを自動で計測します。
治具を替えることにより平ギヤ、シャフトギヤにも対応可能です。
自動溶接ライン
ロボットを用いて自動溶接します。
ワーク取付治具を交換することにより他機種対応が可能です。
焼入れ装置
シャフトを高周波誘導加熱装置を使用して焼入れする機械です。投入→1工程目焼入れ→2工程目焼入れ→払出まで自動で行います。
一度で行うことで工程飛びを防ぐことができます。
段取を行うことにより径違い、長さ違い、焼入れ位置違いなど、他機種対応が可能です。
一台の機械内で工程分けし、順次動作をすることで工程飛びを防ぐことができます。